リンキングリングについて、簡単な感想を述べてみたいと思います。
元々はサロン用の大きいリングが最初のようです。
その後、クロースアップの普及に伴い、10センチほどの小さなリングが登場しました。
しかも、それは日本からのようです。
トリックス、テンヨー、の両方から1970年代に登場しました。
どうやら、トリックスのほうが最初っぽいですが。
で、トリックスでは新城氏、テンヨーでは下村氏、ということになるのでしょうか。
下村氏は、天海賞の本のなかで、ひとつ技法を紹介してますね。
私が本格的にマジックに興味を持ったころは、このたたいてつなぐやり方はまだ一般に解説されていませんでした。
ネットもない時代ですし、ディーラーの方ともまだ仲良くなかったころですから、推測で考えてた記憶があります。
今では、レクチャービデオがいくつか出ていたりしますね。
それらが、日本製が多いというのも当たり前といえば当たり前なのかもしれません。
しかし、サロン用などの大きい方のリングとなると状況は変わります。
サロンステージのレクチャーDVDはもともと少ないのでなおさらです。
リングに関していえば、スティーブンスのリングのDVDが数少ない映像です。
この中にリチャードロスの映像も入っています。
ロック式の3本リングとなると、大抵、リチャードロスの手順があがるのですが、あまりきちんと見ていなかったので、今回改めてみて気づいたことがあります。
それは、形式上、6本でスタートしているということです。
決して3本のみでスタートしてはいないのです。
これは結構意外でした。
しかも、ロックの機構はあくまでアクセント程度の利用です。
ロック式であることをフル活用した手順というのはまだないような気がします。
以前、藤山新太郎氏が、オープンリングとロック式リングを組み合わせた4本リングの手順をビデオで出してたと思うのですが、そちらは残念ながら未見です。
藤山コレクションのラインアップのひとつだったかと思うのですが。
いずれにせよ、このロック式リングを使用する場合、どのように構成するかは、まさに、センスが問われるところだと思うのですがいかがでしょうか。